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北限の珈琲栽培記録

今の温室5

2013年6月11日コーヒーの3回目の収穫しました。

収穫後作業

2013年6月11日のブルボン・アマレロの収穫をしました。

実の成は良く、約10Kgの収穫です。左写真の中で黄色い実です。赤い実はカトゥーラこちらは約3.5Kg、温室全体の収穫量はまだ4分の一程です。

これから果肉を手作業により除去 甘い果肉(ペクチン状)がついたまま乾燥させようとおもっていますが この季節ですので湿度が気になります。

ブルボン・アマレロの収穫

収穫の後、果肉と果皮を剥き種を取り出す。この種を天日で10日ほど干します。今、日本は湿気が多い時期ですのでドライヤーなどを補助的に使い乾燥をしなくてはいけないと思います。長い道のりですが 乾燥後 殻皮(パーチメント)を手作業にて剥き更に渋皮(シルバースキン)を取りやっと焙煎できる原料になります。大変な作業の後 焙煎抽出しやっと飲めるようになるのです。

カトゥーラ種

この木はカトゥーラ種 結構成っています。大体3キロ~4キロぐらいでしょうか。一部収穫しましたので5キロは成っていたと思います。この木より一部子孫を残すために種(たね)として鉢に植え込みたいと思います。温室にある木では3世ですね。

カトゥーラ種

真ん中にバナナの木があります、手前上に八手(やつで)の葉みたいなものがありますがパパイヤの木です。どちらもしっかり実を付けます。美味しいですよ、特に完熟バナナは香りが強く糖度も高い、蜜入りと思うくらい甘くて美味しいです。

時期が合えばもぎ取り食いが体験できると思います。最高の経験ですね。約250本成っているものが2房成っていますので、黄色くなるのを観察しましょう、食べごろの時期はご案内しましょう。なぜバナナ等を植える必要があるかと言うと寒冷紗(日よけ)です。直射日光と暑さより木を守るためです。熱帯でも高山の中腹1,500m位が好きな植物なのです。

天日乾燥
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