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社長の珈琲 徒然

「美味しいコーヒーを提供したい」

1977年開業以来一途に美味しい珈琲を求めております。

栽培・焙煎・抽出
一級品を提供するために努力は惜しみません。

「こだわり抜いた最良の珈琲」

コーヒー専門店を名乗るならコーヒー栽培の土作りからカップまでのすべて知らなくてはと考え自家栽培を開始しました。

また、ブラジルの農園と栽培契約したのをはじめ、世界各国から最良のスペシャルティコーヒー豆を厳選輸入し、こだわり抜いた美味しいコーヒーを提供しています。

私にとってコーヒーとは表現者になれるツールです。

コーヒー自家栽培のノウハウ、コーヒーショップの設計、コーヒー豆の種類の選定カップの選定、焙煎技術、抽出技術など、土作りからカップまでのプロセスと併せて、生きざまをお客様へ表現できる商材です。

十夢十夢(とむとむ)

社長の珈琲 徒然

トネビーンズ1世 はじめての実り

サラリーマンを15年ほど勤め退職した時、もうサラリーマンには戻らないと強く心に決めました。

後に思うと、この不退転の覚悟がどんな局面でも、気持ちを前へと進めてくれる原動力になったと思います。

どんな領域で独立するか。考えていたいくつかの候補の中から、喫茶コーヒー専門を選びました。

退職した約半年後に取手市の旧市街にオープン。15坪ほどの小さな店でした。

当時はこの程度の「パパママストア・・・個人店」が主流でしたので、夫婦二人で当たり前のようにやり切りました。地域は商店街でしたが、活気が無くさびれかけていました。当然同業者もいませんでした。

物件を探しに不動産店を訪ねるのですが、仲介を引き受けないどころか、「やめたほうがいいよ」と言う始末。

仕方なく地主から直接借り受けることにしました。屋号は「コーヒーハウストムトム」と決めました。

社長の珈琲 徒然

オリジナル焙煎器 1986年

【幸運1】

家賃が月2.8万円(敷金、権利金などゼロ)と非常に安かったこと。

これなら何とかなると思いました。借金の返済をしながら、半年ほどで軌道に乗ってきました。


【幸運2】

すぐ近くに取手市民センターがあり、そこで当時大人気だったテレビ「ドリフターズ全員集合」の公開生放送が定期的に行われていたこと。

放送当日はスタッフや入場者などがひっきりなしに入店し、朝から満席状態でした。

中には有名芸能人の姿もあり、そんな噂も広がって、トムトムの知名度は上がっていきました。


【幸運3】

県道拡幅工事のための“立ち退き要請”を受け入れたこと。

結果、これがもう一段上の成長につながる飛躍のきっかけになりました。

せっかく軌道に乗ってきたときだけに勇気のいる決断でしたが、振り返ってみると、あのままでいたら、もういいかと満足してしまって、そこで終わっていたかもしれませんでした。

社長の珈琲 徒然

平成2年とむとむのシンボルのステンドグラス完成

この時に移転先に選択したのが、現在の利根本店のある利根町です。

地域は広々とひらけていましたが、農地がほとんど、という環境でした。

この田んぼの中の一軒家を眺めつつ大丈夫かなぁと不安を抱きながらもこの広い土地から夢を広げよう。お客さまと共に夢を広げ、発展しよう。と誓いました。

これが題して『十夢十夢』。。。

多くの夢の実現を目指すコーヒー店の始まりです。

「店名ロゴ」もひらがなに変更し、現在の『珈琲とむとむ』としました。

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