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北限の珈琲栽培記録

今の温室4

2013年5月28日コーヒーの実を収穫しました。ご覧ください。綺麗ですよ。

今年2回目の収穫です。実の成りは非常によく久しぶりの豊作です。コーヒー栽培の研究をしてから30年の月日が流れた。振り返ると苦闘の連続でした。コーヒーの木は熱帯植物と思っていたら暑いのが嫌い、当たり前で寒いのも嫌い、もう一つ初夏から真夏の直射日光と高温も嫌いでした。当初は 枯らしたり貝殻虫に犯されたり、冬に天窓を締め忘れて葉っぱを全滅させたり、台風で木が倒れたりなど限がありません。特に今年は暖房用のボイラー1台が壊れたりして、枯らさず耐えることが大変でした。よくここまで来たな。私も年取ったよ。

小池 康隆


コーヒーの実

2013年5月28日のカトゥラの収穫風景。

収穫したコーヒーは果肉除去、発酵、天日乾燥、脱穀、焙煎、挽いて抽出し初めて飲むことができる。今年の試飲会は10月1日30年目の記念に確りイベントを企画して行いたいと思っている。

企画名は『北限の珈琲を楽しむ会』が主催する『北限のトネビーンズコーヒー試飲大会』

これまでの30年でこのコーヒーは3万杯提供してきました。コーヒー1杯の金額は¥525でしたが今年のイベント試飲会では¥1,050を予定しています。

イベント諸費用と暖房用灯油値上がりが激しく少し当てさせ頂きたいと思います。1杯の原価は2,700円、肥料、灯油、ボイラー償却で年150万円人件費40万円、畑使用料草刈料他80万円、ただ収益として温室バナナ、自家製パッションフルーツジュースなどの収益もありますが、少し

コーヒーチェリー

第2回目の収穫の実です。約5Kgのコーヒーチェリーです。これをコーヒー焙煎豆にするとチェリー重量の18%で900g、90杯分くらいになります。

コーヒーチェリー

こちら黄色い実はブルボンアマレロ、ゴールドチェリーとかイエローブルボンとか言っている。色の違いだけで味、生育状況等はみな同じようです。まだ収穫してはいない。凄く成っている

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