今の温室3

今年は日本では珍しい白いブーゲンビレアが満開となりました。
紫、赤紫、ピンク等は鉢植え等でよく売られていますが白は鉢植え程度では鮮やかさ、個性が足りず販売されていません。
しかし自然に近い状態で育ち伸び伸びした枝先にはビッシリ咲いている様は桜の花見にも似た景観だ。

今の温室2でご紹介しましたバナナが可愛い実を付けました。約200本くらいです。
食べられるのは夏ごろになるでしょう。
バナナは巨大な草で実を取ってしまうとその木いや草からはもう実は成りません。稲穂の刈り入れと同じで根元よりカットするしかありません。
しかし根元より若い株が(子)がサトイモのように出ていますので一番残したいものを置いてカットしてしまいます。では完熟するのを楽しみにお待ちください。

2002年8月14日収穫
左の図はちらほら熟し出しているバナナで約200本。
この猛暑の中果肉がパンパンに入り縦にヒビ割れてしまいます。完熟直前に収穫し1から2日追熟して食べます。やはりきで完熟したものは市販品とは全く違う。もぎたての醍醐味と美味しさ贅沢の極みと言った感じです。

右の図は珍しく一卵性双生児と言うか二本のバナナが合体してしまいました。上に映っているバナナは市販のものです。大きさの違いがお分かりいただけると思います。市販品の物は130g、とむとむ温室産は850gも有りました。持ってみても一握り手を半開きにして持ちました。全くバナナのお化けですね。味は甘くねっとりとして本当に美味しい皆さんにもこの味お分けしたいくらいです。

今年もトネビーンズが色付き始めました。
この写真のものはカトウラ種です。種としてご希望の方はメールください。お送りいたします。

ハイビスカスの一種で沖縄、奄美あたりで自生していると聞きます。花は開きません。木と言ってもなよなよしていて横になり地を這うように伸びていきます。花色は薄めの赤で少しシースルーがかった静かな色っぽさが感じられます。