会いたい人 田舎のランチ とさようならシェーンブルン宮殿

                                写真をクリックすると大きくなります。

image002

今もなお街角で静かにコーヒーを注いでいるコルスキー

ウィーンに来たらこの人会いたいと思っていた。すでに過去の人で銅像になっている。しかしこの人の想いを最大に尊敬しているからです。その人の名はウィーンの英雄フランツ.コルスキーです。1683年、神聖ローマ帝国の首都だったウィーンは、トルコの大軍に包囲されて陥落するのも時間の問題と見られていました。しかし1人の伝令によってその危機は救われ、トルコ軍はウィーンを陥落させることなく撤退させられました。その伝令はポーランド人のフランツ.コルスキー。彼はその功績によりウィーン市から「皇帝の伝令」と言う称号を授けられ、一軒の家を贈られました。そこで彼はトルコ軍が残していった遺留品の中にあったコーヒー豆をもらい受け、その家で「青い瓶」と言う名のカフェを開いたのである。集いの場、社交の場をこの時作ったのが尊敬されます。

image004

現在もウィーンのコルスキー通りの一角に建つコルスキー、右のビル

image006

ウィーンの森の中のレストラン

1017日ランチをいただいたレストランALTES BUGERMEISTRHAUSです、ここは通訳でガイドさんのお勧めで立ち寄りました。メインデイッシュはビーフのカツレツでした。わらじ二枚分位ある大きなもので、日本人には大きすぎる半分残してしまった。御免なさい。飲み物は小ジョッキ イッパイの白ワイン昼間から我々は酔ってしまいました。がこちらの方はあたり前なのでしょう。外観はこちらの田舎風と言いますか、とても落ち着きがあり素適です。そして何と言っても外装色のオレンジイエローでしょう。マリアテレジアが最も好んだ色と言われます。右の写真は葡萄の木です。やはりワインの本場 店の中庭に100年物だと若い女店主が言っていた。

image008

樹齢100年の葡萄の木

image010

シェ-ンブルン宮殿

シェーンブルン宮殿正面1692年建設開始された。ハプスブルグ家の夏の離宮。外装色はやはりオレンジイエローです。ここで愛らしい子供達に囲まれたマリア.テレジア。自分のコンサートが終わって、マリア.テレジアの膝に飛び乗ったと言われるモーツアルトが訪れていた。

中庭グロリエッテの池より宮殿を見る。広広とした庭園は大きな樹木も奇麗に選定されていた。芝生周りは小ジャリが敷き詰めてあった。宮殿内は撮影できないのが残念ですが。中にはフランツ.ヨーゼフ一世の寝室、マリー.アントワネットの部屋、ローザの間、祝典の間。青い中国の間、ナポレオンの部屋など1000以上有ると言われている。

image012

中庭より見るシェ-ンブルン宮殿

image014

中庭の樹木

庭園は樹木が奇麗に選定されており一層優雅さを増している。ここを1人の男性がジョギングをしていた。最高の贅沢だ。そんな歴史の威光と魅力の鮮明さに我々は圧倒せずにはいられないのである。

 

モナコ滞在記1 

トップ

帰りにウィーン少年鼓笛隊かな?運がよかったたまたま 演奏していた。ドナウの流れ かな 一寸忘れたが耳心地の良い曲を弾いてくれた。ウィーンに来て今日が最後の日なぜか別れの曲にも聞こえた。世界スペシャリテイコーヒー会議とウィーンのカフェ事情視察は意義もあったが幸せもくれた。有難う、そしてさようなら。

image016

さようならウィーン