WBC2010インロンドンでのサイフォンデモンストレーション

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オリンピア展示会場は、そのドーム型天井に鉄とガラスがふんだんに使われたビクトリア時代後期の代表的な建造物です。2棟あります。(左に少し見える。) 

自然光に溢れた空間は 築124年とはびっくりです。これだけの大きなドームを作った当時の建築士の頭脳はどうなっているのか?素晴らしいハートと頭に驚きです

ロンドンブリッジ近くの珈琲店にドリップコーヒー店があった。早速注文した。@は忘れたが日本と変わらないようだった。カップは大き目で 皆牛乳をドカンと入れていた

サイフォンとペーパードリップ専門の店 です。8坪ほどの店の中央にカウンターテーブルがありそれが作業台だ。日本から来たサイフォニストと言って注文したら緊張して失敗したと言って入れ直した。

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前写真のサイフォンンの店でがちがちのバリスタがいた。ポルトフィルターのタトゥーを入れていた。誇りを持っているようで WBC会場でも皆に自慢して見せていた。サイフォンショップの常連でもあるようだ。帰りは外へ出てきて抱擁的握手をしてタクシーを見送ってくれた。

広い展示場内に赤い催事場所が書かれた大きな3角のプラカードが下がっていた。WBC→など

日本のサイフォンデモンストレーションを行うブルーバーには龍 桜 富士山 日本国旗 をあしらった墨絵屏風を飾った。これも多くの被写体になっていた。龍は水野龍さん 坂本竜馬 日本列島を龍と称されることがある。等にちなんだ。

朝早く準備をしていたら早速飲みたいときた。サイフォンは珍しいのだろうが、質問の多くは味よりどこのコーヒーか?。であった。香りは?うーん良いね。

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日本トップサイフォニストによるパフォーマンス。大和撫子に日本男児 かっこいい 早速抽出するとすぐに黒山の人だかり(茶髪もいるよ) 岩本副委員がしきりに英語で説明していたが、矢継ぎ早の英語にはとても追いつかず すぐに岡本事務局長を探すことになった。

外人もゆっくり 手まねを入れて話して欲しかった。

イブリックの会場、中央に見えるのが熱源の窯です。砂が入っていて そこに銅製のイブリックを半分くらい沈めて煮沸するのを待つ。アラビアの珍品がズラリ

アシスタント(左はし)と3人の応援隊 衣装は金ピカの飾りがついたドレス。コーヒーと何の関係だろうかと思わせるが派手です。これが世界広しと思わせる。

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イブリックを抽出しているプレイヤーとアシスタント、抽出時間にアシスタントはベリーダンスを踊る。腰をくねくね、手前のおじさま二人は審査員です、真面目真剣だ。8組ほどいたがこの組が優勝した。常連らしい

WBCファイナル会場 右中央付近にいる中腰スキンヘッドの選手がデンマーク 5位入賞していた。この選手もサイフォンを使い サイフォン上部よりスパイスを入れていた。他もブラジルなど多くの選手が使っていた

ブースの中にハンドロースターコーヒーと書いた看板があった。ハンドドリップと言う事でしょうがここでも手作り感がこれからのコーヒー産業を大事に育てる流れと考えているのだろう

SCAA会長が表敬訪問、良く来て頂いたと感謝いただいた。やはり美味しいコーヒーは国境 器具にはこだわらない、これが世界の共通するテーマだろう。手に持つカップはきき酒用のおちょこと思われる

 

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3日目は朝から試飲提供 パフォーマンス

すぐ興味を持った外国人が群がる。嬉しい悲鳴だ。サイフォンコーヒーは熱いのでベリーホットと言ってカップを渡す。

2階建てバスよりの眺め。中心街のピカでリーサーカスへ向かってひっきりなしにバスは運行されている。我々も向かっていったが渋滞が激しかった。マイケルジャクソン死後1年の追悼と関係があるのかな。

アルバート記念碑ヴィクトリア女王の王配アルバート公をほう象った像 ヴィクトリア女王が夫の死を悼み向かいのロヤルアルバートホールと共に万博に剰余金で建てられた。

ロイヤルアルバートホール、1871年会場9000人収容のキャパシテイがあるが 7000人程に抑えているようだ。ホールの道を隔てた前は広大なハイドパークがある。

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ケンジントン通りのハイドパーク この広大な公園はロンドン市民の憩いの場所のようだ。ランニング ローラースケート グランドではサッカー 今ワールドカップ予選が終盤 前日日本はベスト16に勝ち進んだ、

来ました ウエストミンスター寺院 ダイアナ妃の葬儀が行われた所 私もダイアナさんファンで故人を偲ぶためにホテルより8キロを超える道のりをあるいてきた。ケンジントン通りハイドパークを経て

このところは土産品売り場の場所 色々のグッズ チョコレート クッキーなど 地下には高級食器 装飾品もある。スプーンを買った。ロンドンには凄く太った女性が良くいる。食生活かな この方はまだまだ

ウエストミンスター寺院を横から見ている。芝生が奇麗で一休みしている。寺院内は写真撮影が禁止されているため外観のみのご紹介です。歴代皇室の棺が眠っているようだ、ゆっくりまた楽しみたい

今回のロンドンWBC会場でのサイフォンパフォーマンスは大成功であったと思います。2007年東京会場WBCと並行開催のJSC、昨年の第1回WSCなど外国人にサイフォンが目に触れる機会が多くなってきたことでサイフォンに対する興味の高まりがあった。ブルーバーと言うサイフォンカウンターでの試飲はすぐ外国人が群がり質問攻めに会う、そして器具はどこで買えるのか販売代理店になれないかなどの話も次々にあった。WSCの案内も行ったがこちらはスエ―デンのチャンピオンが見に来て自分からカウンター内に入りジャパンサイフォニストより手ほどきを受けていた。すっかり溶け込み喜んでいた。このサイフォンの高まりはWBCにもはっきり表れている。日本の中原さんが使ったのは理解できるが ブラジル デンマークなど多くの国のバリスタがシグネチュアーに用いていた。またアメリカ オーストラリア スエ―デン そしてイギリスロンドンにもサイフォンカフェ(サイフォンバー)が出現している。ロンドンを見てきたが真剣にかつお客様へ抽出技術を確り見せながら 個のお客様の為に提供している事でした。ロンドン会場に来て感じたことは 近い将来チャンピオンシップはもちろんサイフォンコーヒーショップもマイナーでなくメジャーになると確信してきた。のである   小池 康隆